アーティスト・展示会場

ルイス・ゼルビーニ

Luiz Zerbini

森の芸術祭 晴れの国・岡山

Photo: Eduardo Ortega

1959年、サンパウロ(ブラジル)生まれ。リオデジャネイロ(ブラジル)を拠点に活動。

ルイス・ゼルビーニは、グローバル・サウスが抱える政治や環境の問題に対する意識と、テクスチャー、パターン、そして図像を描き出す精緻な技術とを融合させながら、探索的なアプローチで絵画制作に取り組んでいる。ゼルビーニは、植物の葉や森林、高密度の植物ネットワークを描写することにより、自然の観察結果を前面に押し出し、生態系の相互作用を絵画言語へと翻訳する。過激とも言えるゼルビーニのスタンスは、ブラジルという国が置かれた状況に根差している。ゼルビーニは、風景画から集団アイデンティティの表現に至るまで、ブラジルの美術の歴史に対して批判的な目を向ける。視覚情報をキャンバス上にダイナミックに展開するその画面構成は、鑑賞者を催眠的な没入状態へと誘う。ゼルビーニの制作は、緊張関係、共存、重層化、拡散といったいくつかの法則に基づいて実践されており、それが絵画やモノタイプの作品における関係性のシステムを形成している。
ゼルビーニの作品は、カルティエ現代美術財団(フランス、パリ)、イニョチン・インスティテュート(ブラジル、ブルマジーニョ)、サンパウロ州立美術館ピナコテカ(ブラジル、サンパウロ)、サンドレット・レ・レバウデンゴ財団(イタリア、トリノ)、サンパウロ近代美術館(MAM)(ブラジル、サンパウロ)、サンパウロ・アシス・シャトーブリアン美術館(MASP)(ブラジル、サンパウロ)、リオデジャネイロ近代美術館(MAM)(ブラジル、リオデジャネイロ)、キステフォス美術館(ノルウェー、イェヴナーケル)、イタウ文化研究所(ブラジル、サンパウロ)、コロンバス美術館ピズッティ・コレクション(米国オハイオ州コロンバス)など、世界各国の重要な美術館・機関に収蔵されている。

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」2027
2027.9.18 – 11.23