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磯崎新
磯崎新 展示風景 2024
森の芸術祭 岡山
撮影:顧 剣亨 写真提供:JR西日本
1931年大分市生まれ。(2022年没)
1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエを設立。以後、国際的な建築家として、群馬県立近代美術館、ロサンゼルス現代美術館、バルセロナオリンピック競技場などを設計。近年では、カタール国立コンベンションセンター、ミラノアリアンツタワー、上海シンフォニーホール、湖南省博物館、中央アジア大学、中国河南省鄭州市の都市計画などを手がけた。世界各地の建築展、美術展のキュレーションや、コンペティションの審査委員、シンポジウムの議長を務めた。代表的な企画・キュレーションに「間-日本の時空間」展(1978-1981年)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナー(第6回~8回)、同展日本館展示「亀裂」で金獅子賞受賞(1996年)、建築思想の国際会議「ANY会議」を10年に渡り企画(1991-2000年)。著書に『建築における「日本的なもの」』(新潮社、MIT Press) 、過去50年間に渡り書いてきた文章を編集した『磯崎新建築論集』(全8巻、岩波書店)など多数。建築のみならず、思想、美術、デザイン、文化論、批評など多岐にわたる領域で活躍。2019年「プリツカ―賞」受賞。