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片桐功敦
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片桐功敦《風土》2024
森の芸術祭 岡山
撮影:顧 剣亨 写真提供:JR西日本
1973年、大阪府生まれ。華道家、花道みささぎ流家元。
中学卒業後に米国留学、1994年帰国。1997年、家元を襲名。2005年、堺市で教室とギャラリーを兼ねた「主水書房」を開設、若手アーティストの発掘、展示や出版など多岐にわたって展開。東日本大震災後の福島を訪れ、原発周辺の地で再生への願いを伝える作品を製作、撮影した『SACRIFICE ―未来に捧ぐ、再生のいけばな』(青幻社)を2015年に上梓。
作品のスタイルは、小さな野草をいけたものから現代美術的なインスタレーション作品まで幅広く、いけばなが源流として持つアニミズム的な側面を掘り下げ、文化人類学的な観点から植物と人間の関係性を紐解くことを目指している。国内外での個展、ワークショップを中心に活動している。
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