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坂本龍一+高谷史郎
坂本龍一+高谷史郎《TIME-déluge》2023
森の芸術祭 岡山
撮影:顧 剣亨 写真提供:JR西日本
坂本龍一
1952年1月17日、東京生まれ。(2023年没)
東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、YMOの結成に参加。1983年に散開後は『音楽図鑑』『BEAUTY』『async』『12』などを発表、革新的なサウンドを追求し続けた姿勢は世界的評価を得た。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、グラミー賞映画・テレビ音楽賞など多数受賞。『LIFE』,『TIME』などの舞台作品や、韓国や中国での大規模インスタレーション展示など、アート界への越境も積極的に行なった。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」を創設。また「東北ユースオーケストラ」を設立して被災地の子供たちの音楽活動を支援した。
高谷史郎
1984年より「ダムタイプ」に参加。様々なメディアを用いたパフォーマンスやインスタレーション作品の制作に携わり、世界各地の劇場や美術館で公演/展示を行う。個展「DUMB TYPE | ACTIONS + REFLECTIONS」を2018年、ポンピドゥー・センター・メッス、2019-20年、東京都現代美術館で開催。2021年、坂本龍一+高谷史郎『TIME』オランダ・フェスティバルにて世界初演、2024年に台中國家歌劇院(台湾)、新国立劇場(東京)、ロームシアター京都にて上演。2022年、ダムタイプは坂本龍一を新メンバーに迎え、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館で新作インスタレーション《2022》展示。翌年、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展「2022: remap」(アーティゾン美術館、東京)。2024年、新作パフォ―マンス『Tangent』ロームシアター京都にて初演、6月欧州文化首都タルトゥ2024(エストニア)、7月ヴェネチア・ビエンナーレ・ダンスで上演等。