ロゴが決定しました!
2022. 10. 31
デザインコンセプト
”岡山県北は「山陽と山陰を結ぶ、人や文化の交わる場所」“ 長谷川 祐子
芸術祭のビジュアル・アイデンティティは、光と影の二面性から着想を得ています。そして、新鮮で現代的な色彩を用いた本ロゴのメッシュ状のデザインは、地元の工房で作られた繊細な草木染の織物から着想を得ており、デザインに明るさと透明感を生み出しています。また、県北の自然を撮影した写真と組み合わせることで、芸術祭と景観との共生を表現することができます。
ロゴデザイン:Barnbrook Studio(バーンブルック・スタジオ)(イギリス)
バーンブルック・スタジオは、1990年にジョナサン・バーンブルックによって設立されました。デザインは社会にポジティブな変化をもたらすことができると信じ、世界各地でさまざまな文化的、社会的プロジェクトに取り組んでいます。代表的な作品に、デヴィッド・ボウイのレコードジャケットがあり、彼の最後のアルバム「ブラックスター」では、グラミー賞を受賞しています。また、日本との関係も深く、東京の森美術館や六本木ヒルズのブランディングを手がけています。
<コメント>
岡山県北は、素晴らしい景観と古くからの歴史的伝統、そして現代の多様な祭りやパフォーマンス、芸術活動など、多くの特色に恵まれた地域です。リードデザイナーであるショーン・パーディは、「長谷川祐子と岡山県のチームと共に、岡山ならではの環境にふさわしい作品を作ることができたことを嬉しく思います。これらのデザインは、この地域の過去の美を受け入れ、その遺産を生き生きとした現代の文脈で祝うという芸術祭の目的を実証するアイデンティティを有しています」と語っています。